コンタクトレンズ初めての方へ
コンタクトレンズの構造について
- フロントカーブ
- CLの前面(外側)のカーブ
多くのCLは、このカーブの程度によってレンズの度数が決まります。 - ベースカーブ(以下B.C.と表記)
- レンズの後面カーブのこと。曲率半径(単位はmm)で表す。
CLの表記で、B.C.8.00(または800)とは、
半径8.00mmの円周の丸みと等しい後面カーブのレンズということ。 - ベベル
- CLの周辺部で、涙が入りやすいように少しカーブが緩やかなところ。
角膜とレンズの間の、涙の循環を促す。 - フロントベベル
- 前面のCL周辺部。主に上まぶたへの異物感を和らげる
- ブレンド
- B.C.(ベースカーブ)から周辺部へ移行する部分。
- エッジ
- 前面と後面が交わる部分
- エッジリフト
- エッジからB.C.(ベースカーブ)の延長線までの距離
レンズの縁と角膜までの距離になる。 - 前面(外面)…大気に触れる
- 外界からの光(光線)が接触する面
- 後面(内面)…角膜に触れる
- 角膜と接触する面
- 光学部(オプティカルゾーン)
- 度数の入っている部分。(光学効果をもつ部分)
- レンズ径(サイズ。以下DIA.と表記)
- CLの光学部と周辺部を含めた、レンズの直径。
- 中心厚(以下、C.T.と表記)
- レンズの中心部の厚み。レンズ度数によって変化
CLの規格は、
度数(P.)
レンズの屈折力。単位はD(ディオプター)
を加えた、
・B.C.(ベースカーブ)
・P.(または単位のD 度数)
・DIA.(レンズ径)
・(C.T.(中心厚))