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コンタクトレンズのニュース

そのカラーコンタクトは大丈夫?

目の印象を手軽に変えられる、と最近人気のカラーコンタクトレンズですが、目のトラブルも増えています。
日本コンタクトレンズ学会の調査によると、2012年7月1日から9月30日までの3カ月間に、全国の97施設から395例のカラーコンタクトによる目の障害報告がありました。

【原因1:レンズ】
度なしのカラーコンタクトレンズは2009年までは何も規制が無く、雑貨として販売されていましたが、色素による目の健康被害が多発したため、2009年より通常の度つきレンズと同じ医療機器扱いに指定され、2011年からは、厚生労働省の承認が必要になりました。
カラーコンタクトレンズの中には、視力矯正用のコンタクトレンズと比べて圧迫されていたり、目に酸素がいきわたらないことがあったりします。これらの理由は、通常のコンタクトレンズよりレンズの厚みが厚かったり、サイズが大きかったり、酸素を通さない素材を使っているなど、様々です。
また、レンズの種類によっては、着色する色素が直接目に触れるため、目の表面(角膜)やまぶたの裏(結膜)に障害を起こすこともあります。
【原因2:使用方法】
おしゃれ感覚のカラーコンタクトとはいえ、目に直接、異物が触れるため、目に何もつけていない状態の時よりも目に負担をかけてしまいます。カラーコンタクトレンズの場合、気軽に使用してしまいますが、視力矯正用コンタクトレンズと同様の慎重な取り扱いが必要です。
視力矯正用のコンタクトレンズを装用する時は、まず眼科を受診し、定期的な検査を受けることが必要です。
"カラーコンタクトレンズを使用する場合、「今、別に目に異常はないから」と思いがちですが、
現在、目に異常は無いか、
使用中は、目の様子に変わりは無いか
のチェックのために眼科の受診を心掛けて下さい。"
また、決められた装用時間以上装用したり、1日使い捨てのものを何日も使用したり、友達の使ったものを共同で使いまわしたり(!)と、決められた使用方法を守らない使い方は大変危険です。
【まとめ】
カラーコンタクトレンズを使用する時は、厚生労働省の承認されたものをお使い下さい。(当店の物はすべて承認されています。)
眼科医やスタッフの説明・指導とコンタクトレンズの説明書に書かれた注意を守り、正しくお使い下さい。
また、目に違和感や異常を感じたら、すぐ眼科に受診することをおすすめします。
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