コンタクトレンズの種類について
ハードコンタクトレンズについて
- 【厚生労働省のコンタクトレンズ承認基準】
- 含水率(レンズ全体の重量に対するレンズに含まれる水の重量の割合)が10%未満
- 【ハードコンタクトレンズの種類】
- ●酸素を透過しないポリメチルメタクリレート(PMMA)
現在ではほとんど使われていません。
●ガス透過性ハードコンタクトレンズ(RGPCL)
酸素を透過する素材が使われています。角膜の安全性から現在はほぼすべてRGPCLです。
●以前は球の表面のようでしたが、現在は角膜(眼の表面)の形に合わせた非球面レンズが主流です。
- 【メリット】
- ●ソフトコンタクトレンズより矯正効果が高い
固くしっかりしたレンズなので、光の屈折を正確に調整することができ、視力矯正力に優れています。
強度の角膜乱視・不正乱視の人に適しています。
●耐久性に優れる・寿命が長い
●汚れが付きにくいためケアが簡単
●目に異常がある場合、すぐに気づく
目にゴミが入っても、すぐに気づくため、角膜に傷がついた場合でも早期発見が可能です。
●角膜への負担が低い
角膜より小さく、まばたきをすることでレンズが目の中で動くため、酸素に触れることが多いです。
- 【デメリット】
- ●慣れるまでに時間がかかる。
レンズが角膜より小さく、固いレンズのため、まばたきするとよく動き、異物感があるために
慣れるまでには時間がかかります。
●激しいスポーツをする人には不適
ずれやすく、外れやすいため